だからなんだというのだ

タイトル通りの些末な日常の記録

巻き返しができるのを初めて知る

移動の計画は割と綿密に練るほうの私。乗り換え時間がぎりぎりの選択をするときも多く、そういうときには全ての行程を終え目的地に目標時間通りたどり着くことが出来た瞬間に、ほっとするのと謎の達成感でいい気分になる性癖の持ち主である。一人かつ国内だからこそできるのだけど。

ただ、この前のの旅の飛行機乗り換えについてはただただ肝が冷えただけであった。

元々乗り継ぎ時間が30分しかなかったので、定刻通りでも余裕はほぼないが、天気もいいので悪天候による遅延はないだろうと踏んでいた。

しかしそこでまさかの使用機材の遅れである。はてさてどうしたものか。グランドスタッフには乗り継ぎ出来ない可能性とその場合は翌日の便に振替になることを告げられ、同行人とあれこれ策を練る。同じく乗り継ぎについて聞かされた親子連れのお母さんがなかなかの勢いでキレていた。

今回の移動は翌日朝からの仕事のためなので、振替キャンセルして新幹線移動か?それとも翌日始発振替にかけるか?不安になりつつもなるようにしかならないので不安を抱きつつ飛行機に乗り込む。

到着予定時刻は乗り継ぎ便の出発時刻を5分ほど過ぎていた。半ば諦めつつしかし少しのミラクルを信じつつ到着アナウンスをドキドキしながら聞いたのは初めての経験だ。乗り継ぎのお客様は搭乗券をお持ちの上お急ぎゲートまでお越しください、のアナウンス。いつもならのろのろ降りる私も(我先に降りたい性分ではない)今回はだいぶ前のめりに降りた。

ゲートまでたどり着くとグランドスタッフさんが待っていてくれた。同行人も揃い3人で持ちうる最大の速度で走った。私は荷物が重くて中々上手く走れない。空港は広い。しかし実質3分くらいで乗り継いだ。ばたばた乗り込むとどうやら最後の乗客だったらしく、席に座って即ドアが閉まる。周囲のお客さんにごめんなさいねえと思いつつ着席するも、(不可抗力なのでこちらには非はないはずだが)居心地の悪さを感じて読みたい機内誌も読めず、到着までは眠って過ごした。

そんなこんなで無事到着したものの今度は市内へのバスが渋滞にはまり、結局待ち合わせ時間に若干遅れてしまった。

 

公式の組み合わせだから大丈夫だと過信していました。あと今回は温厚な方が同行者だからよかったものの複数人のときはあんまり危ない橋を渡るもんではないですね。というこの夏の教訓でした。